2024.10.08
面白かった!
こんな映画、これまでなかったと思った。
グレイティスト・ショーマンの日本版ですよね。
殺人事件、ミステリーと言う形をとって、エンターテインメントでありながら、その訴えやマイノリティーの皆さんの気持ちといったものがストレートに伝わってくるストーリー展開でした。
中でも、「マイノリティーの人間が多数決とっちゃいけないでしょ」。そのセリフには、はっとさせられました。
当たり前とさえ言われてるような、多数決といったものが、実は、このまぜこぜの社会を作るために非常に邪魔になっていると言う、いろんなことを考えさせられました。
自分はダウン症のある人と一緒に活動しているので、ダウン症の紗季さんに容疑がかかった時はかなりハラハラ。このまま彼女が犯人だったら許さんぞ!みたいな。
で、それもなくて、なかなか良い着地でした。
これの作品を制作するのもいろいろ工夫があったのだろうな〜、大変だっただろうな、と思って、愛すべき作品になって良かったなと思います!
フリーアナウンサー
笠井信輔